「シャルパンティエ効果」
2020/07/31
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2020/07/31
「シャルパンティエ効果」
1kgの羽毛布団と1kg鉄アレイを持ち比べた場合
同じ重さのはずなのに布団の方が軽いと感じます。
のような錯覚をシャルパンティエ効果といます。
マーケティングやコピーライティングなどの
ビジネスの場面ではテクニックとして
頻繁に応用されているものです。
大きな単位を細かい単位で区切って見せて
重たい印象を軽くさせるコピーは
「シャルパンティエ効果」を応用した手法です。
例えば浄水器の値段を「1日1杯の水なら百円」と置き換え
さらにジュース1本よりも安いと謳うのわけです。
コピーライティングで使う
「シャルパンティエ効果」の応用の仕方として
コピーライティングで商品説明をする際には
読み手がイメージしやすい表現をすることが大切です。
よく見かける有名な例で
A:ビタミンC2000mg配合
B:レモン果汁100個分のビタミンC
Bの表現方法の方がイメージとして想像しやすくなりませんか?
しかもなんかすごそうんじ感じます。
人はイメージできないものには感情が動かない
2000mgと言う表現では、
どれくらいの量なのかイメージしにくい
それよりレモン100個分と言う表現の方が
イメージしやすいの理解しやすくなります。
実はレモンよりもビタミンCが
多く含まれている食べ物が他にもいっぱいあります。
ゆずならレモンの約3倍
赤ピーマンならレモンの4倍
ですが、
多くの人はビタミンCCのイメージとして赤ピーマン
が結びつかないために「赤ピーマン12個分のビタミンC」
と言う表現をしてもかえってわかりづらい・・・。
ですので、シャルパンティエ効果を応用する際には
みんながすでに持っているイメージを
利用することが大切なのです。
「滑らか」 を表現したいなら
「まるでシルクのような触り心地」
「軽い」 を表現したいなら 「羽根のように軽い」
「広さ」 なら ヘクタールで表現するよりも
「テニスコート ◯面分」
「東京ドーム ◯個分」
「安さ」を伝えるなら分割して例える
例えば、1万円の商品を安く伝えたい場合は
1万円を分割して「3ヶ月間 缶コーヒーを
毎日1本のm供養な感覚で買えます」と
例えることができます。
シャルパンティエ効果の錯覚を応用すれば
お客様の頭の中で持っているイメージしやすいもの例えることで
伝わりやすくポジティブなイメージで表現することができます。
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