「価値」には3つの価値がある
2016/12/02
セルフマネジメントプロデューサー
メンタルコーディネーターの斉藤恵一です。
昨日は長岡のしょうへいの店様で
今年最後のスタッフ研修。
また、たくさんの頂き物をいただいちゃいました。
「瑞花」のお菓子は新潟で産まながら知らなかったのですが、
かっぱえびせん以上に
「やめられない、止まらない」旨さだそうで、
食べるのは楽しみ ウフフ^^
今年最後の研修では、
「伝えるべきこと」
「伝え方」が間違っていると
人の心は動きません。
というお話し。
人の心が動かないということは
集客やリクルーティングなどが
うまくいかにということになります。
「価値」には３つの価値があると言われています。
ひとつは「機能的価値」
もうひとつは「情緒的価値」
そして、最後に「自己表現価値」
機能的価値とは
商品やサービスの機能やスペックによってもたらされる利便性や利益
情緒的価値とは
超品やサービスを所有したり体験することで得られるポジティブな感情
自己表現価値とは
商品やサービスを所有したり体験することで得られる自己表現、自己実現
のこと。
これだけ、商品もサービスも店舗も情報も飽和している中で
機能的価値が差異を出して選んでもらうことは難しいわけで、
そもそもお客様や商品やサービスに興味があるのではあくて
それを所有したり、体験することによって得られる
私にとってのメリット、
それで私はどうなれるのか？
という「快の感情」こそが価値であって
それを求めているわけです。
だからこそ、お客様に興味、関心を示して
しっかりと観察し理解をしていくことが大事。
人が何かに欲求を感じるとき、
その何かの機能面だけを見ているのではありません。
むしろ、そのものを持つことで覚える誇りや、
そのものを利用することで感じる
ワクワクした「感情」などを求めているわけです。
この情緒価値がを丁寧に伝えることで
「ニーズ」が「ウォンツ」となります。
たとえば、車に全く興味がなく「移動手段」という
機能だけ求める人にとっては車はニーズ商品になる。
ニーズ商品は安ければ安い方が良いし
他者との違いなどこだわりはない。
だけど、車を持つこと、乗ることの意味、目的を感じ
そこにステータスやアイデンティティーなど
情緒的な価値を感じる人にとっては
車はウォンツ商品となって
高くてもより良いものを求めるし
むしろ、高価なものであればあるほどその欲求は増していきます。
機能が良くても売れないという
コモディティ化という闇に飲まれていき、
機能的価値訴求で、待っているのは価格競争です。
日本のあらゆる産業はこれまで
機能の良さ、品質の良さを磨き上げてきました。
だけど、それだけでは差異がつかなくなっている
時代であることは前述の通りです。
性能の良さを最大のウリにしてきた日本製品が、
海外ブランドにシェアを奪われているニュースが耳に入りますが、
まさにこのことを象徴しているわけです。
だけど、いまだに「良いものさえつくればきっと売れる」
ということを信じて、消費者・顧客視点での価値を
追求していないケースが多々あります。
価格競争から抜け出し、選ばれる店舗、人、商品になるためには
どうするべきなのか？
そこにヒントがあるわけですね。
また、
情緒的価値、自己表現価値の構築には
専門家（エキスパート性）が必要になります。
ちょと長くなりそうなので、
このお話しの続きはまた次回に。
Let's セルフマネジメント！
Let's become a HERO！！
【ヒーローを創るヒーローになる！！】
世の中に一人も多くのヒーローを誕生させて、
明るい未来を創造していくことがボクのミッション
＊東京と名古屋での個人面談の年内のスケジュールを公開いたしますので
ご予約をご希望の方は下記の「予約する」ボタンをクリックして
ご確認くださいませ。
東京
名古屋
