職場の人間関係を改善させるには？
2020/07/23
こんな数字をご存知でしょうか？
・日本人の９３％は自分がなくて
将来に漠然とした不安を持っている
・人口の４６.５％は常に何かに悩んでいる
・人間の悩みの殆どが対人関係の悩みである
事実メンタルに不調を感じた方の原因の
１位は職場の人間関係
うつ病になった主な原因は
１位は仕事上の人間関係
だそうです。
世の中の
悩みごと、辛いこと、大変なことの
ほとんどは人間関係から起因するもの。
また、別の角度から見ても
やりがいを得られる時は
人から評価された時
やりがいを失う時は
人から認められない
必要とされない時
という声が非常に多いわけです。
人間関係が悪くなる時の
根っこにある共通点は
「自分は嫌われている」
という想いです。
自分は否定されている
自分は見捨てられる
自分は無視されてる
邪魔にされた
認められなかった
受け入れてもらえなかった
という勘違い。
そして、
人はその恐怖を感じたくないかはもがき苦しむわけです。
それがそもそも勘違い。
自分が「思っている」
それが「現実化」しているだけです。
私が思っていることが現実化しているだけで
決して真実ではない。
事実、面と向かって
俺はお前が嫌いだと言われてわけではなく
相手の言動を元に
「きっと嫌われているはずだ」
と思っているだけ。
あの目つき
あの言葉
挨拶してくれない
返事をしてくれない
目を見てくれない
褒めてくれない
ということは
自分のことを嫌いな
はずだ・・・・
そして、人は自分が思っていることの
証拠集めをしていきます。
例えば
今、何かと話題のコロナでも
いろんな情報が錯綜しているが
自分が信じていることを
実証するための証拠を集めて
「ほらね。やっぱりそうでしょ」
という確証バイアスが働くのと同じ。
周りは
「そんなことないよ」
「あなたの勘違いだよ」
といっても
「そんなはずはない」
「絶対に嫌われている」
と自分の意見を正当化しようとする
「思っていること」に
全ての原因があるわけです。
もしかしたら、１０人中１〜２人は
あなたのことを嫌いだと思っている人が
いるかもしれないが、
それを「みんな」と
勝手に置き換えて
勝手に凹んでいる状態
でも、１０人中８〜９人は
あなたのことを嫌いと思っていないわけです。
なぜ、そう思っちゃうのか？
それは、
「私は嫌われていると」
ずっと思ってきたから
物心ついたことから
ずっと・・・
自分では気づいていないが
きっと私は嫌われると思っている
スタートが
「私は嫌われているかもしれない」だと
嫌われないようにする
嫌われそうなことを
やらないようにする
褒めてもらえるように頑張る
わがままを言う
自分の意見を言う
断る
そして、それが手に入ったら
次はそれを失ってはいけない
失くしてはいけないという
恐怖に包まれて、また頑張る
期待に応えよう
嫌われてはいけない
認めてもらわなければいけえない
手を抜けない
今さら「できない」なんて言えない
と苦しんだまま走り続けることになる
スタート地点が
「嫌われているかも」から始まると
「嫌われる」と言うゴールに到着する
（信じていることが現実化する）
これを
もしかしたら、自分は
「嫌われていないかもしれない」
というスタートにすれば良い
恋愛も、お金も全部これと同じ
あなたの中にある「大前提」が
現実を作っているわけです。
