スタンフォード式 最高のリーダーシップ
2019/09/22
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2019/09/22
理想のリーダー像を聞かれたら、どんな人を思い浮かべるだろうか。
カリスマ性があって、強い意志を持ち、チームを引っ張ってくれる人?
それとも、知識や経験が豊富で、的確に成功へと導いてくれる人だろうか。
本書を読むと、そのどちらも理想的なリーダーではないことがわかる。
もっといえば、「理想のリーダー像」を他人事のように考えていること自体が間違いだと知ることになる。
本来、すべての人がリーダーであり、リーダーシップを持って仕事に取り組むことが必要だ。
リーダーシップは、自分が成長するためにも大切なスキルなのである。
著者のスティーヴン・マーフィ重松氏は、スタンフォード大学医学部で教鞭を執っている人物だ。
彼のリーダーシップ論は、西洋と東洋の英知を融合させながら、心理学や脳科学の知見に下支えされている。
そのため非常に信頼がおけるうえに実践的だ。
本書は、エゴと謙虚さのバランスがとれた、「アサーティブ・リーダー」という、めざすべきリーダー像を提示する。
そのうえで、アサーティブ・リーダーに必要な4つのスキルを体系的に解説してくれる。
チームの運営がスムーズにいかないと悩む人にこそ、本書をおすすめしたい。
もしかしたら、間違ったリーダー像にとらわれているのかもしれない。
読後には、最高のリーダーシップを身につけることの意義を痛感するだろう。
〜ライター 中山 寒稀〜
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